トランプ勝利後の16のフェークニュースの検証レポート part 1.

ジャーナリスト、メディアタイプ(インターネットなどの情報発信など)、リポーターの方々へ。

あなた方は、2つの選択肢をしている。

これらの問題について解決できるか、それとも火の中に落ていくか。                  

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                The Federalist 寄稿者

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ドナルド・トランプ氏の選挙以来少なくとも、私たちのメディアは、自発的な危機を抱えている。トランプ氏のアメリカの報道に対する絶え間ない批判があるにもかかわらず、アメリカのメディアの敵は、そのメディアの方がより大きな敵であるということだ。

彼らは、自ら敵を作ってしまった。


私たちは、フェイクニュースの「流行」の真っ只中にいる。

疾病管理のセンターの疫学モデルに照らし合わせてみても、「流行」という言葉以外うまい言葉は見つからない。

この現象は、「要因と感受性の高いホストが適切な数で存在し、その要因のソースから影響を受けやすいホストに効果的に伝えられる」ときに発生する。

この場合の「要因」はトランプの大統領選に対するヒステリーであり、「感受性の高いホスト」とは、ウイルスのようにヒステリーを広げた、杜撰で、無謀で、騙されやすいメディア達である。

毎日毎日、何時間も、メディアは、工業的規模でフェイクニュースを普及、公表、宣伝し続けている。この「流行」の大きさを計算するのは困難だ。

フェイクニュースは、ニュースの中で別のものでも一部でもなく、自転車の車輪の軸のように埋め込まれ、私たちのニュースサイクルに通例な部分になっている。

報道番組を見たり、、ニュースサイトにアクセスしたり、はたまたツイッターやフェイスブックでジャーナリストやメディアのパーソナリティをチェックすると、フェイクニュースにさらされる可能性が高くなる。

それは、急速にアメリカのメディアが発信する受け入られる方法の一面でもある。

私たちがどのようにこのことから抜け出すかはも誰かの推測でもある。


トランプがアメリカの大統領である限り、私達は、そこから抜け出すことはできない。

もしかすると、私たちは、実際、フェイクニュースのメディアヒステリーの8年間を過ごすかもしれない。

少なくとも、このヒステリーの小規模なサンプルをカタログ化する価値がある。

私たちが、メディアの醜悪な不適格への崩壊の程度を十分に評価して初めて、本当に考慮に入れることができるからだ。

トランプの選挙以来、メディアとジャーナリストが流しているフェイクニュースのほんの一例を紹介する。


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11月上旬:トランスジェンダーの自殺率についての誹謗の記事のウソ


11月8日にトランプが大統領選の勝利した後、複数のトランスジェンダーの10代の若者が選挙結果を悲観して自殺したという噂が流行し始めた。


これらの噂には、全く根拠はなかった。


その時点で、誰も確認できなかったし、トランプが選出されてから3カ月以内に誰も確認できなかった。それにもかかわらず、この話は広範囲に広がっていく。


Guardianの作家ザック・スタッフォード総合編集者は、削除する前に13,000回以上リツイートされた噂をつぶやいた。彼は後に、彼がオリジナルのウイルス性ツイートを削除した理由を説明するつぶやきを投稿した。

彼の説明のつぶやきは合計7回共有された。


その間、ピンクニュースの作家ドミニク・プレストンは、この嘘をフェイスブック上に投稿し、その記事は12,000以上のシェアされた。


Micでマシュー・ロドリゲスは、事実でないことを書き、彼の記事はフェイスブック上で5500回以上共有されていた。


都市伝説の正体を暴くウエブサイトSnopesでは、噂をレポートし、「嘘」と書かず「未確認」との掲載した。Snopesnoの情報源は、削除されてから自殺の場所、身元、状況など有用な情報を提供していない2つのフェイスブックの投稿だった。


Snopeのこの記事は、190000回共有された。


作家のエリザベス・ノーラ・ブラウンは、複数のオンラインデータベースを検索して、自殺しているとされる若者の身元や存在を確認し判断しようとしていた

しかしながら、彼女は何も見つけることができなかった

彼女はこのことを次のように書いている。

「2016年のティーンエイジャーついて、その後オンラインで調べて死亡したという記録がどこにもないということは、誰も死んではいない。」

彼女は正しかった。

同時に、彼女この意見を掲載した話は、トランプの勝利をとりまく恐れとヒステリーに貢献したフェイスブックにも少なくとも100,000回シェアされた。


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11月22日 3つの州選挙のハッキング陰謀説についての嘘


ガブリエル・シャーマンは、ニューヨークマガジンで、この爆弾レポートを次のように掲載した。


ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルバニア州の[選挙]結果が操作されたか、ハッキングされた可能性があるという説得力のある証拠のために、「著名なコンピュータ科学者と選挙弁護士のグループ」が3つの別々の州で再集計を要求しているという記事だ。


「証拠? 明らかにウィスコンシン州の中で電子投票機に頼った郡では、光学式スキャナと紙投票を使用した郡に比べてクリントン氏の票が7%も少ない票を得ました。」


この嘘は、成層圏的にウイルスのように広まった。


フェイスブックだけでも145,000回以上シェアされた。

シャーマンは、ツイッターで数回つぶやき、この投稿が9000回近くリツイートされた。


ポリティコのエリック・ギャレーは、よくツイッターにシェアした。彼のつぶやきは、ちょうど8000回リツィートされた。


ロイターのダスティン・ヴォルツは、2000回近くリツイートし、リンクをシェアした。

MSMBCのジョイ・リードは、この話をシェアし、4000か以上リツイートされた。


ニューヨークタイムスのコラムニスト ポール・クルッグマンはこの話をシェアし、1600回リツィートされた。


誰かがこの嘘の火に水をかけることは、11月23日の翌日までなかった。


538でネイト・シルバーは、興味深い得票数を「人口統計であり、ハッキングではない」と説明した。

また、「大規模なハッキングの可能性があると主張する人は皆、証拠を提示しなければならない」と書いている。

さらに、「ニューヨークマガジンの記事は、この問題でコンピュータ科学者の一人の議論について嘘を書いていた。」と指摘した。


しかしながら、この時点ですでに被害があった。

シャーマンは、彼の信じ難いツイッターとリツイートで、大統領選挙の結果を認めようとしていなかった。


ともあれ、嘘をあばいたネイトは、このことをフェースブックに投稿したが、わずか380回シェアされていただけで、シャーマンの記事の1%の約1/4だけだった。


これが、フェイクニュースの仕組みだ


フェイクニュースの記事は、常にウイルスになり、誰もその記事の訂正について読んだり聞いたりしない


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12月1日 27セントの納税ミスで90歳女性の財産を差し押さえたというウソ


12月1日のポリティコに、ロレーヌ・ウォレートは、

「トランプ氏の財務省の秘書のスティーブ・マウンチンは、”27セントの納税ミスで90歳の女性の財産を差し押さえた”」とショッキングな記事を書いた。


ウォレートの記事によると、

「ワンウエスト銀行の子会社は、保険の補償を超えた分の423.30ドルの請求書をオージー・ロフトンさん(90歳)に送った。

それで彼女は、423ドル小切手を送った。

銀行は、小切手で不足している30セントの請求書をロフトンさんに送った。

2014年11月に銀行は財産を差し押さえた」

となっている。


この話は、瞬く間に広がりフェイスブックで17000回近くシェアされた。

ニューヨークタイムスのスティーブンラットナー氏は、1300リツイートし、

NBCニュースのブラッド・ジェフィ氏は、1200リツイート、

APのデビットべアード氏は、1900リツイート、

他にもたくさんリツイートされた。


これが問題?このウォレートの恥ずべきこの記事は、全く単純に事実ではない。


企業戦略研究所(CEI)テッド・フランクは、

「この記事の女性は、決して財産を差し押さえされることもなく、家も失ってない。さらに言えば、差し押さえの訴訟をおこしたのはマウンチンの銀行でもない」

と指摘した。


ポリティコは、最終的にこれらの重大かつ明白な誤りを訂正した


しかし、被害が大きかった。

この話は、ハフィントンポスト(フェイスブックで25000回シェア)、

ニューヨーク・ポスト、ヴァニティ・フェアなどの多くのメディアによって拡散されていった。


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1月20日 就任式でのナンシー・シナトラが苦情を言ったという嘘


CNNは、大統領の就任式のファーストレディーとのダンスは、フランス・シナトラの

「マイウエイ」になることを、事実ナンシー・シナトラが不幸だと報道した。


ナンシー・シナトラは、決してこういったことは発言してない。

CNNは、後に間違いだったと記事を訂正した。


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1月20日 気候変動に関するWEBページを「粛清」というありもしない嘘


大統領就任式の日、ニューヨークタイムスのライター コラル・ダベンポート氏がタイムズのウェブサイトに、トランプ政権がホワイトハウスのウェブサイトから「気候変動の参考資料」を「粛清」したと主張する記事を掲載した


この記事の中で、ダベンポート氏は、「粛清」(または「オンライン削除」とも呼ばれていたもの)は「予期しないものではなく」、むしろ政権間の日常的なデジタル権限の転換の一部であることを知っていた。

しかし、このホワイトハウスの日常的作業を「粛清」と呼ぶことは、知的不正である


ダヴェンポート氏は、アメリカ政府の日常的な作業の一種という説明ではなく、電子書籍の焚書の一種であるとねつ造した。


おそらくそのことはほぼ確実なポイントだ。


この炎上する見出しは、恐らくほとんどの人が読んだたった一つの記事だが、なんの疑いもなく多くの読者を導いている(この記事はフェイスブックで約5万回もシェアされた)


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1月20日 偉大なるマルティン・ルーサーキングJr.の胸像論争


タイムズのZ・ミラー氏は、マルティン・ルーサー・キングJr.の胸像がホワイトハウスから取り除かれたと報道した。


これは、ミラーが訂正記事を発信するまで、ソーシャルメディアで大論争を巻き起こした。

時間がたつにつれ、ミラーは明らかに胸像が取り除かれていたかどうかホワイトハウスの誰にも取材していなかった。


彼は、ただ単純に「見当たらなかった」から、取り除いたのだろうと勝手に推測しただけだった。


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   part 2に続く 

Part2はこちら↓↓↓



海外ニュース翻訳情報局

トランプ大統領誕生において、日本に入ってくるメディアの情報があまりに偏った情報が多いので、私共が目にしたニュースなどや公式発表をできるだけ客観的に翻訳しました。 私共の記事を読んでの判断は、各自ご自身でお願いします。